ICL手術(眼内コンタクトレンズ)

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは?

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、特殊な器具を使わず、光学的な自然さを維持する視力回復手術です。水晶体をそのまま残し、近視や乱視を治す為の眼内レンズを挿入します。コンタクトレンズと違って、毎日のお手入れが不要で、長期間、良好な視力を保ったまま快適に日常生活を送ることができます。

ICL(眼内コンタクトレンズ)の6つの特徴

1.角膜を削らないので、手術適応の範囲が広い

レーシックは眼の表面の角膜をレーザーで削ることで近視、乱視を矯正する手術です。レーザーで削れる量には限度があり、強度近視・乱視は適応外となる場合が多いです。
ICLは、眼内に直接レンズを挿入する手術で、角膜を削る必要がありません。強度近視・乱視にも対応可能で手術適応の範囲が広いのが特徴です。角膜が薄い方でも手術可能です。

2.手術前の眼の状態に戻すことが可能

レーシックでは、1度レーザーで削った角膜を元に戻すことはできません。ICLでは、もしものときに挿入したレンズを取り外すことができます。万が一、見え方に満足がいかなくても、手術前の眼の状態に戻すことができるので安心です。将来、白内障の手術を受けることになっても、ICLを取り外した上、通常の白内障手術を受けることができます。

3.近視の戻りがない

レーシックは術後、近視の戻りが生じることがあります。近視の度数が強く、角膜を削る量が増えるほど、そのリスクは高くなります。ICLでは、角膜を削ることなく眼内にレンズを挿入する為、術後に近視の戻りが生じる心配がありません。

4.レーシックに比べて、見え方の質が高い

レーシックでは、角膜の広範囲を削ることにより、術後のコントラスト感度の低下を招くことがあります。コントラスト感度とは、モノの明暗を判別する能力のことで、コントラスト感度が低下すると、薄暗い状況でモノと背景の区別がつきにくくなります。ICLでは角膜を削らない為、術後、コントラスト感度低下を招くリスクが少なく、見え方の質が高くなります。

5.角膜を削らないので、術後のリスクが抑えられます

レーシックでは、角膜の広範囲をレーザーで削ることにより、術後、ドライアイを生じることがあります。ICLでは、角膜を削らないので、術後、ドライアイを生じるリスクはありません。

6.毎日のお手入れが不要

ICLは、眼の中にレンズを挿入するので、毎日のお手入れの必要がありません。
術後の抗菌薬などの点眼が終われば、その後はメンテナンスフリーです。
ただし、施設の定める定期検診は必要となります。

対象となる方

以下に該当する方は、ICL(眼内コンタクトレンズ)による視力改善手術をお勧めします。

  • 強度近視がある方
  • 角膜が薄い方
  • ドライアイがひどい方
  • 乱視の強い方
  • レーシック手術に抵抗がある方

他の治療との比較

レーシックとの違いは?

レーシックとの違いは?角膜の厚さや近視の度数と関係なく手術することができます。レーシックでは適応が非常に限られる-10D以上の最強度近視でも治療が可能です。また、角膜の形状が不正でレーシックが不向きな方にも対応可能です。
その他のメリットとして、手術後に万が一問題が生じた場合でも、レンズを取り出すことで眼の状態を元に戻すことが可能な点が挙げられます。

種類 レーシック ICL(眼内コンタクトレンズ)
治療法 角膜をレーザーで削る 眼内コンタクトレンズ挿入
治療可能度数 原則-6Dまでの近視 強度近視対応可
治療のやり直し 元に戻せない 元に戻せる
近視の戻り 稀にあり なし
見え方の質 コントラスト感度の低下 ほぼ影響なし
術後のドライアイ あり ほぼ影響なし

コンタクトレンズとの違いは?

ICL手術を行うと、眼の中にレンズを挿入する為、毎日のレンズつけ外しやメンテナンスの手間から解放されます。ドライアイやアレルギーがある場合、コンタクトレンズでは不適応となる場合がありますが、ICLではその心配はいりません。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とコンタクトレンズの費用比較

普段コンタクトレンズを使用されている方の場合、1DAYタイプだと少なくとも年間数万円かかります。5年、10年という長いスパンで見れば検査費等合わせてかなりの金額になることが予想されます。
ICL治療は基本的に一度の手術で済み、レンズを入れ替えることなく永久的に視力を回復できる治療法ですので、トータルで費用が安くなることが多いです。また、裸眼で過ごせる付加価値にどれだけ金額を相当させるかによって、コストの考え方は大きく変わってきます。

※下記グラフは、コンタクトレンズ費用を1ヵ月6,000円/月として計算した際のICL手術費用との比較です。10年を過ぎるとコンタクトレンズの費用が高くなっていきます。

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の流れ

1適応検査

ICL(眼内コンタクトレンズ)の度数を決める為の詳しい視力検査・採血をおこないます。検査時間は約1時間です。視力に影響することがありますので、寝不足などないよう体調管理に気をつけてください。
ハードコンタクトレンズご使用の方は検査の3週間以上前、乱視用ソフトレンズの方は1週間前、ソフトコンタクトレンズの方は3日前から装用を中止してください。 検査後、レンズ代金をご入金いただいてから、レンズのオーダーをおこないます。レンズの到着まで約1〜3ヶ月かかります。レンズが届きましたらご連絡をいたします。

2カウンセリング

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術について、カウンセリングさせていただきます。

3手術

手術を受けられる目は、朝からコンタクトレンズを装用しないでください。手術の開始時間の約1時間半前にご来院いただき、目のチェックや、目薬の点眼をして準備をしていきます。

4その後

定期検診を受けていただきます。受診していただくのは、手術翌日・翌々日・翌々々日・1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後です。定期検診は手術後の回復の状態を知り、また偶発症の早期発見のためにも非常に大切です。また見え方の急な変化、何か異常を感じた場合は、検診日以外でもいつでも受診してください。

手術のリスクと予測される合併症

手術直後のかすみ・ぼやけ・まぶしさ・異物感・しみる感じ・充血

手術直後より視力改善は体感できますが、手術直後は全体的にかすんだり、ぼやけたり、充血したりします。1週間ぐらいまでの間に安定してくる方がほとんどです。

結膜下出血

創口や白目の血管から出血して目が赤くなることがありますが、手術後1〜2週間で自然に消失します。手術の結果や目への影響も心配ありません。

角膜内皮細胞の減少

通常の場合、手術時に平均で約3%の内皮細胞数減少が見られますが、その後は安定します。

グレア・ハロ、光のにじみ

暗い所で光がにじんだり、光の周囲がぼんやりと見えたり、周囲に光が入って見えたりすることがあります。やや残る場合もありますが、慣れてしまえば日常生活にはほとんど支障ありません。

老眼(老視) ※概ね40才以上の方

手術を受ける・受けないにかかわらず、40才頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見えにくい」といった老眼の症状がではじめます。その場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜に使用してください。

※レーシック、ICL(眼内コンタクトレンズ)、眼鏡、コンタクトレンズいずれであっても老眼は同様に現れます。
※手術で「軽度の近視」にあわせることもできます。40才以上の老眼年齢の方では、手元が比較的楽に見えるように完全矯正せず、やや軽度の近視にあわせて手術をすることもできます。どの程度にあわせると便利かは職業や生活習慣によって違います。事前に医師・カウンセラー・検査員によく御相談ください。

まれに起こる治療が必要な偶発症

眼圧上昇/高眼圧

眼圧上昇がみられた場合、その程度によって降眼圧剤の点眼や内服を一時的に追加します。瞳孔ブロックが原因となる場合にはレーザー虹彩光凝固を追加したりすることがあります。

術後眼内炎

ごくまれに手術後の感染性眼内炎を発症したケースが報告されています。もし発症した場合は抗生剤の内服や点滴、程度によっては前房洗浄やICL(眼内コンタクトレンズ)摘出をおこなうこともあります。

白内障(水晶体の混濁)

視力に影響しない程度のものであればそのまま経過観察をします。もし進行して視力障害を生じた場合はICL(眼内コンタクトレンズ)を摘出して白内障手術をおこないます。

眼内コンタクトレンズの種類

眼内コンタクトレンズには、後房型と前房型があります。下記をご参照ください。

患者さんの目の状態や検査結果をもとに、医師が最適なレンズをご提案いたします。

手術費用

通常レンズ 片眼・・・330,000円(税込)
両眼・・・660,000円(税込) 
乱視用レンズ 片眼・・・385,000円(税込) 
両眼・・・770,000円(税込) 

※術前検査費用は別途11,000円(税込)掛かります。

お支払方法

【現金・クレジットカード・キャッシュカード(デビットカード)・メディカルローン(分割)】

メディカルローン

メディカルローンによる分割払いをご利用頂けます。
《手術費用:66万円の場合》
60回払いなら、月々9,500円でご利用頂けます。

※初回のみ11,096円のお支払いになります。
※月々のお支払いには金利手数料が含まれています。
※前金は両眼の場合20万円、片眼の場合10万円が必要です。

ジャックス・支払いシミュレーション

お支払シミュレーションは こちらを選択してください。

※契約に関しては、患者様とローン会社との契約となります。

医療費控除について

ICL治療は医療費控除の対象です。
医療費控除というのは、医療費が多くかかった年に、その医療費の負担を少しでも軽くするために、かかった医療費の一部を税金から控除することです。
重い病気や怪我などで年間にかかる医療費が10万円を超える場合、医療費の控除が受けられます。
医療費の控除は、かかった医療費から10万円(所得が200万円以下の場合、所得の5%)を差し引いた残りの1割が税金から還元されます。
詳しくはお近くの国税庁、税務署の窓口でご相談ください。

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