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まぶたの腫れ・目が腫れる

医療法人創夢会グループ

まぶた・目が腫れる原因と治療

まぶたの腫れまぶたの皮膚は非常に薄く刺激に弱いため、わずかなきっかけでも腫れが生じやすい部位です。また、目は顔の印象を大きく左右するため、軽い腫れであっても目立ちやすく、気になる方も多いでしょう。
まぶたや目の腫れは、こすった刺激による一時的なものから、炎症や感染、アレルギー、むくみ、しこりを伴うものまで原因はさまざまです。ここでは、代表的な原因と治療、対処法について解説します。

まぶたの腫れは眼科と皮膚科、どちらを受診すべきですか?

まぶたの腫れがある場合、基本的には眼科の受診をおすすめします。まぶたは目の一部であり、ものもらい、結膜炎、眼瞼炎、涙嚢炎など、眼科領域の疾患が原因となることが多いためです。眼科では、目そのものへの影響や視力への影響も含めて総合的に確認できます。
一方、化粧品によるかぶれや皮膚炎など、皮膚症状が中心で目の症状がほとんどない場合には皮膚科が適することもあります。どちらを受診すべきか迷う場合は、まず眼科で原因を確認し、必要に応じて皮膚科へ案内してもらうと安心です。

特に注意が必要な症状

腫れに加えて、赤み、かゆみ、痛み、充血、目やになどを伴う場合は、目の周囲に炎症が起きている可能性があります。原因には細菌やウイルス感染、アレルギー反応、皮膚炎などがあり、それぞれ治療方法が異なります。
また、しこりがある場合でも良性とは限らず、角膜を刺激して傷をつけたり、視力に影響を及ぼすこともあるため、自己判断せず眼科での診察が重要です。

むくみが原因のまぶた・目の腫れ

血液やリンパの流れが滞り、目の周囲に水分がたまることで腫れが生じます。飲酒、塩分の多い食事、水分摂取量の偏り、睡眠不足などが影響します。
就寝中に顔を下に向けた姿勢で寝ていると、起床時にまぶたが腫れぼったく見えることもあります。涙を多く流した後に腫れを感じる場合もあります。
目元だけでなく全身にむくみがみられる場合は、腎臓など全身性の疾患が関係していることもあるため、内科の受診が必要です。

メイクや化粧品が原因のまぶた・目の腫れ

化粧品やスキンケア用品が肌に合わず、まぶたが腫れることがあります。長年使用していた製品でも、体調や皮膚状態の変化により急に合わなくなることがあります。
メイク道具の汚れや摩擦、クレンジング時の刺激が原因となることも少なくありません。つけまつげや二重用の接着剤は、成分だけでなく、剥がす際の刺激でも腫れを引き起こす場合があります。目元のケアはできるだけ優しく行いましょう。
原因となる化粧品の使用を中止し、炎症を抑える点眼薬や軟膏で治療します。症状が落ち着くまでアイメイクは控えることが大切です。

アレルギーが原因のまぶた・目の腫れ

食物や花粉、ハウスダストなど、さまざまなアレルゲンがまぶたや目の腫れを引き起こすことがあります。アレルゲンに触れた手で目をこすると症状が悪化しやすいため注意が必要です。
アレルギー性結膜炎などが疑われる場合は、原因に応じた治療が必要となります。原因となるアレルゲンを避けたうえで、抗アレルギー点眼薬を使用します。症状が強い場合は、炎症を抑える点眼薬を併用することもあります。

眼瞼炎が原因のまぶた・目の腫れ

眼瞼炎は、細菌やウイルス感染、皮脂分泌の異常、アレルギー反応などによって起こるまぶたの炎症です。腫れだけでなく、かゆみ、赤み、目やに、ただれ、まつげの抜けなどを伴うことがあります。まつげの生え際や目尻に症状が出ることも特徴です。

結膜炎が原因のまぶた・目の腫れ

白目を覆う結膜に炎症が起こる状態で、ウイルス性、細菌性、アレルギー性など複数のタイプがあります。中には感染力が強いものや、角膜に影響を及ぼすものもあり、原因に応じて治療を行います。細菌性では抗菌点眼薬、アレルギー性では抗アレルギー点眼薬を使用し、ウイルス性の場合は症状緩和を中心に対応します。

涙嚢炎が原因のまぶた・目の腫れ

涙の通り道である涙嚢が詰まり、細菌感染を起こすことで炎症が生じます。腫れのほか、痛み、涙が増える、目やにが出るといった症状がみられます。悪化すると切開や手術が必要になることもあります。

ものもらい(麦粒腫)が原因のまぶた・目の腫れ

汗腺やマイボーム腺に細菌が感染して起こる炎症です。まぶたの内側・外側どちらにもでき、腫れとともに痛みや化膿を伴うことがあります。膿がたまって自然に排出されない場合は、切開処置を行うこともあります。

霰粒腫が原因のまぶた・目の腫れ

マイボーム腺が詰まることでしこりができ、まぶたが腫れぼったく見えます。痛みが少ないこともありますが、放置すると感染を起こしたり、角膜を傷つけることがあるため、早めの治療が望まれます。霰粒腫が疑われた場合、点眼薬や眼軟膏による治療が基本です。改善しない場合や大きい場合は、切開などの処置を行うこともあります。

まぶた・目の腫れの検査と治療

診察では、視力検査、細隙灯顕微鏡検査、眼圧検査などを行い、炎症や感染、涙の状態を確認します。感染が疑われる場合は原因を特定する検査を行うこともあります。
治療は原因に応じて、抗菌点眼薬・眼軟膏、内服薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬などを使用します。必要に応じて切開や処置を行うこともあります。コンタクトレンズが関与している場合は、一時的に装用を中止し、適切な使用指導を行います。

まぶた・目の腫れの対処と予防

腫れにほかの症状を伴う場合や改善しない場合は、早めに眼科を受診することが大切です。

むくみへの対処

温冷タオルを目元に当てる血行促進と水分代謝の改善が有効です。入浴で体を温めたり、温冷タオルを目元に当てる方法もあります。目の周囲のマッサージは刺激になるため、頭皮など離れた部位で行いましょう。

原因を避ける

アレルギーが疑われる場合は原因物質を避け、症状がある間はアイメイクを控えます。化粧品やメイク道具の見直し、清潔管理も重要です。

日常生活での注意

飲酒や塩分を控え、冷たい飲み物の摂りすぎに注意しましょう。睡眠不足や寝る姿勢も腫れに影響するため、枕の高さを調整することも有効です。

目元はやさしく扱う

まぶたは刺激に弱いため、こすらず、タオルで拭く際も押さえるように水分を取ることを心がけましょう。

よくある質問(Q&A)

朝だけまぶたが腫れるのは異常ですか?

睡眠中の姿勢や水分・塩分の摂取量、前日の飲酒などによる一時的なむくみで起こることが多く、日中に改善する場合は大きな問題がないこともあります。ただし、毎朝腫れが続く、腫れが強くなっている、痛みや赤みを伴う場合は、他の原因が隠れている可能性もあるため相談をおすすめします。

片目だけ腫れる場合は心配ですか?

片側だけの腫れは、ものもらい、結膜炎、眼瞼炎など、炎症や感染が一方の目に起きている可能性があります。左右差がはっきりしている場合や、痛み・赤み・目やにを伴う場合は、早めに眼科を受診すると安心です。

痛みがない腫れでも受診した方がよいですか?

痛みがなくても、霰粒腫などのしこりが原因で腫れが生じることがあります。放置すると大きくなったり、感染を起こすこともあるため、腫れや違和感が数日以上続く場合は診察を受けましょう。

市販の目薬で様子を見ても大丈夫ですか?

軽いかゆみや違和感であれば改善することもありますが、原因に合わない目薬を使うと症状が悪化することもあります。腫れが強い、改善しない、悪化している場合は使用を中止し、眼科で原因を確認することが大切です。

子どものまぶたが腫れた場合も眼科に行くべきですか?

小児では感染症が原因となることも多く、腫れが急に出たり、目やにや発熱を伴う場合は注意が必要です。症状が軽く見えても、早めに眼科を受診することで安心して対応できます。

まぶたの腫れはうつりますか?

むくみやアレルギーによる腫れはうつりませんが、ウイルス性や細菌性の結膜炎、ものもらいなどが原因の場合は、接触を通じて周囲に感染する可能性があります。手洗いやタオルの共用を避けることが重要です。

腫れが引いても受診は必要ですか?

一時的に改善しても、繰り返し腫れが出る場合や、しこりが残る場合は注意が必要です。原因を確認することで再発予防につながるため、一度眼科での検査をおすすめします。

まぶたの腫れがあるときは冷やした方がいいですか?

むくみが原因の場合は冷やすことで腫れが和らぐことがありますが、炎症や感染が疑われる場合は自己判断で冷やさず、受診することが大切です。症状により適切な対処は異なります。

まぶたの腫れがあるときにコンタクトレンズは使えますか?

腫れや違和感がある間は、症状を悪化させる可能性があるためコンタクトレンズの使用は控え、眼鏡で過ごすことをおすすめします。再開のタイミングは医師の指示に従いましょう。