パンオプティクス

3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」とは?

3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」とは?パンオプティクスは、2019年4月に日本で初めて承認された3焦点眼内レンズです。米国の開発メーカー・アルコン社(Alcon)が独自のレンズ設計によって作り、2017年に発売しました。

パンオプティクスの特徴とは?

日本国内初認可「パンオプティクス」

これまで日本で承認されていた選定療養対象の多焦点眼内レンズは、遠方と近方にピントが合う2焦点眼内レンズでした。パンオプティクスの3焦点眼内レンズは、これまでの遠方と近方だけではなく、中間距離にもピントが合うのが大きな特徴です。
一番のメリットは、一般的なパソコン操作に快適な60㎝という中距離に着目し、加入度数を強化していることです。パソコンやスマホを多用するオフィスワークや、テレビの視聴や運転、料理、スポーツなど、幅広い現代の生活に定着することができます。
従来の3焦点眼内レンズでは、中間距離のピークが80㎝だったので、60㎝になることで、術後の患者さんのさらなる生活の質(QOL)の向上が可能となります。この3焦点眼内レンズが国内で承認されたことで、眼鏡依存からも離れ、自然に物や景色を見ることが可能になるのも大きな魅力です。

患者さんのニーズに応じて「見たい距離」をオーダーメイドできる

3焦点眼内レンズのように、眼内レンズの技術の進歩によって、レンズの種類が充実し、これからの時代は患者さんのニーズに応じて「見たい距離」を選ぶ、オーダーメイドの時代となっていきます。今後も、眼内レンズの高度化は進むことが予想されるので、視力にお悩みの患者さんの選択肢もより広がると言えます。

老眼治療

パンオプティクスによる白内障手術では、白内障と同時に老眼の治療もできます。多焦点眼内レンズは、手術後の眼鏡の依存度を減らすことが期待できる新たな可能性があり、注目を浴びています。また、老眼の矯正精度が上がるため、手術後の満足度が高く、評価を得ています。

照明条件の変化による影響を受けにくい

従来の多焦点眼内レンズに比べて、照明条件の変化による瞳孔収縮の影響を受けにくいです。明るさの変化の影響を受けず、安定した見え方を得られるレンズ設計となっています。

光学的欠損を改善・明るくてクリアな視界

従来の多焦点眼内レンズは、約15%の光学的欠損がありました。パンオプティクスは、高い光利用率を実現させ、光学的欠損を約12%にまで改善しました。レンズを通して目に入る光エネルギーをより多く網膜に届けることができ、近方から遠方まで明るくてクリアな視界が期待できます。

PANOPTIX(ALCON) 12%
AT LISA (Carl Zeiss) 14.3%
FINEVISION(PhysIOL) 14%

後発白内障の発症リスクを抑制

パンオプティクスは、後発白内障の発症リスクを抑え、術後のレンズ固定位置の安定性を維持します。また、人の水晶体に近い網膜保護効果を備えるために、紫外線や青色光を吸収する素材を使用しているなど、アルコン社独自のレンズ設計による優れた特性を持っています。

瞳孔径による見え方のパフォーマンス低下を軽減

瞳孔径による見え方のパフォーマンスの低下を軽減光の配分を遠方、中間、近方と等しくすることで、全ての距離において美しく見える設計となっております。また、大きな特徴として4.5㎜の回折ゾーンを使うことで、患者さんの瞳孔径による見え方のパフォーマンス低下が軽減されました。

乱視の矯正が可能

元来、単焦点眼内レンズとして定評のあったアクリソフという形状を使用しているので、眼内レンズの固定の安定性が高いのが特徴です。アクリソフプラットフォームの優れた安定性は、AcrySof IQ トーリックを挿入された目の94%が1~6ヶ月の間、計画された軸の5°以内(n=720)で、術後12か月で平均2.7度の軸ローテーションでした(n=365)(参照:アルコン社商品パンフレット)。また、広範囲の角膜乱視の補正に対応してきた実績があります。
乱視の矯正が可能 当院では、安心・安全な手術を提供し、術後の健やかな生活に貢献できるよう取り組んでおります。少しでも不安なことやご質問がありましたら、お気軽にご相談ください。

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