神戸出身。1998年京都大学医学部卒。2007年京都大学大学院医学研究科卒業。医学博士。
2005年、日本初となる医師限定SNS「MVC-online」を開設。
2007年、眼科クリニックを開設。医療知識は世の中に広がってこそ意義がある、という信念の元、
ITやモノ作りを通じたプロジェクトに多数関わる。
著作「医者は病院の外に出よ(幻冬舎)」を上梓。
2014年、大阪大学国際医工情報センター招聘准教授に就任。
2015年、京都大学発バイオベンチャーを創業し、神経保護作用を強く持つ新規化合物の、難病への臨床応用を目指す。
日本眼科学会専門医認定
京都大学大学院 医学博士取得
アルチザン、アルチフレックス認定医
眼科PDT研究会 PDT認定医
視覚障害者用補装具適合判断医師
大阪大学 大学院医学系研究科 招へい教授
NPO法人MVCメディカルベンチャー会議 理事長
認定特定非営利活動法人健康ラボステーション 副理事
株式会社京都創薬研究所 代表取締役
株式会社日本未来医療研究所 代表取締役
株式会社メディカルプラットフォーム 代表取締役
白内障の手術と良好な両眼視機能の確保
緑内障の早期発見、治療、長期管理
黄斑変性症の早期発見、治療、長期管理
薬物移送システムの研究開発
医療機器の開発助言
1.特許公開2005-304633 眼内観察用内視鏡
2.特許公開2007-001901 硝子体可視化剤
・Thrombin inhibitor reduces leukocyte-endothelial cell interactions andvascular leakage after scatter laser
photocoagulation.(Invest Ophthalmol Vis Sci 2005)
・Microrips of the retinal pigment epithelium in polypoidal choroidal vasculopathy.(Am J Ophthalmol 2007)
・眼内レンズ入れ替え術の報告
・若年者の脈絡膜新生血管に対する光線力学療法の報告
・ポリープ状脈絡膜血管症におけるmicro ripの検討
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あたらしい眼科
Vol.36 No4 (メディカル葵出版)
人工知能(AI)とビッグデータ(2019年4月号)に武蔵理事長の記事が
掲載されました。 |
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糖尿病に強くなる!
(医学書院)
理事長の記事が
掲載されました。 |
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医者は病院の外に出よ
(幻冬舎)
当院武蔵国弘理事長の著書
「医者は病院の外に出よ」が刊行されました。 |
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手術数でわかる
いい病院2014 当院が「週刊朝日手術数でわかるいい病院2014」に掲載されました。
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大阪日日新聞
2013年6月12日
理事長の記事が
掲載されました。 |
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Hint
Vol.175/2013年3月号
理事長の記事が
掲載されました。 |
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日本経済新聞
2013年2月1日
理事長の取り組みが掲載されました。武蔵理事長は、医療界の知恵と産業界のリソースをマッチングするプロジェクトの中核を担っています。
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眼科 (すぐ調)
(医学書院)
日常の眼科業務に役立つ
情報をまとめました。 |
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受けたい最新医療101
(医学書院)
当院が掲載
されました。 |
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眼科ケア
(メディカ出版)
2011年6月号眼精疲労について執筆しました。
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あたらしい眼科
Vol.27 No6 (メディカル葵出版)
インターネットの眼科応用17.クラウドコンビューティングと医療1 (2009年2月より連載中)
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眼科ケア
2010年冬季増刊 (メディカ出版)
「眼精疲労によく使用される点眼薬」について執筆しました。
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甲状腺眼症が
よくわかる本 (星雲社)
著書 柿﨑 裕彦
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新・名医の最新治療2010
2009年11/30号に柿﨑裕彦医師が紹介されました。
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ばんぶう
CLINICBAMBOO 2009年06月号に
当院が掲載されました。 |
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眼科ケア
(メディカ出版)
2009年6月号で
当院が特集されました。 |
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日本眼科看護研究会
東アジアの医療事情に
ついて講演しました。 |
ハーバード大学の医師により1989年に創業。
米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置き、現在70か国で3,000万人以上の方々に医師紹介などのサービスを提供している企業です。
ベストドクターズ社において過去20年以上にわたり、各分野で優れた医師についての調査を実施。
医師に【もし自身や大切な人が、自らの分野・関連分野の治療を必要とする際、自分以外の誰に治療を委ねますか?】というアンケートを行い、その中で治療能力、研究結果、最新医療情報への精通度などを考慮し、優れた医師の選出を行っています。
現在、ベストドクターズ社に登録されている医師は世界で53,000名以上(450以上の専門・副専門分野にわたる)。
2014年7月現在、日本では約6,100名がこのベストドクターズ社の日本データベースに入力されています。
・ニコンが提案する眼鏡選びの新基準 間違ったレンズが病を招く!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000038963.html
・人生100年時代到来!眼の健康を考えよう現役医師に聞く眼の健康寿命の伸ばし方
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000038963.html
みなさんこんにちは。 理事長の武蔵 国弘(むさし くにひろ)と申します。
私の経歴と眼科医としての考えを簡単に紹介させていただきます。
私は、平成10年に京都大学医学部を卒業しました。
眼科を自分の一生の仕事にすることは早くより決めていましたが、
全身の疾患も診られる医師になりたい、という気持ちが強く、
卒業と同時に神戸市立中央市民病院の救急部に在籍することとなりました。
そこで学んだことは、「有事の際はまずは体を動かす」です。
このことは、救急医療に限らず、医療人として、
社会人としての基本のように思います。過酷な当直業務の中で、
「早食い」「どこでも寝られる」という特技を身につけましたが、
これもある意味、財産です。 眼科の基本を教わったのもこの時期です。
近藤武久先生をはじめ、この時期にお世話になった先生方には今でも頭が上がりません。
神戸中央市民病院での研修2年間を終えた時、当時の京都大学眼科の本田孔士先生(京都大学名誉教授)に、眼科手術を極めたい、という私の気持ちを伝えたところ、日本赤十字社和歌山医療センターの田中康裕先生と鈴木美都子先生をご紹介いただきました。
両先生の手術を間近に体感し、自らのものに習得していった3年間があるからこそ、迷うことなく私は手術開業したのだと思います。
眼科医を含め、外科医の修行ってどんなものかご存じでしょうか?テレビや漫画でご覧になった方もおられるかと思いますが、まずは糸結びから始まります。どこの医局にも何度も何度も結んだ糸が散らかっているものです。
私の場合、糸結びに加えて左手で食事をしたり、チョッパーという白内障手術に使う器具を左手でずっと持って、手になじませたり。そんな毎日を過ごしました。今でも左手で箸を使ってご飯粒をつかめますが、これは日常生活には何の役にも立ちません。
和歌山での臨床修行を終えて、京都大学医学部の大学院課程に進みました。その時、私の中にひとつチャレンジする気持ちがありました。
医療技術は目の前にいる患者さんにしか伝えることができません。
しかし、新薬や医療器械のイノベーションは、世界中の患者さんを救って、喜びを伝えることができます。
大学院で私は網膜循環に関わる研究で学位を取得しましたが、薬を狙った病変部位に届けるか、というドラッグデリバリーに関する研究開発に没頭しました。その時の師が桐生純一先生(現在は川崎医科大眼科学教授です)と京都大学工学部の田畑泰彦教授です。
お二人のご指示とご理解があったからこそ、自由な研究を続けることができました。
大学院在学中に3件の特許出願をしましたが、私の医療知識が具現化して世の中に伝わればこのうえのない喜びです。
(ちなみにこの頃かみさんと知り合いました)
話は変わりますが、世の中ではしばしば「神の手を持つ医師」が紹介され、あがめられる傾向があります。
私見ですが、一握りの人にしか出来ない神業は、本来、手術には必要ありません。多数の医師が安全に施行できる技術の方が重要です。
眼科の世界にも最近、神業を要する術式が登場しましたが、やはり普及しませんでした。私は、自分は神業を持っている、とは決して思いませんし、実際そうではありません。そんな私が目指すのは、普通で普通の手術です。安全第一。神業のような術式は一切使いません。むさしドリーム眼科では、白内障手術やまぶたの手術を中心に行っていますが、患者さんの利益・喜びを最優先に考えます。その際、神業は必要ありません。いずれは、硝子体疾患に関する治療も導入しますが、その際もやはり普通で普通の手術を目指します。
そして。私の夢なのですが、極めて安全な硝子体手術の術式を考案中です。眼科手術に驚くようなイノベーションを起こしたいと思います。
新しい医療技術にアンテナを張りながら、良いものを患者さんに届ける医療施設が「むさしドリーム眼科」です。
来院された方々に、我々にできる精一杯の医療サービスを届けたいと思います。