ご予約はこちら

TOPへ

ICL(眼内コンタクトレンズ)の 手術費用、保険適用される?

医療法人創夢会グループ

ICL(眼内コンタクトレンズ)は自由診療に該当するため、公的保険の適用外(全額自費)になります。

ICL手術はすべての医療機関で自由診療扱いとなり、治療費も異なります。そのため治療の費用は医療機関を選ぶ際の重要な要素にもなると思います。

ここでは、ICLの費用が高額になる理由、医療機関ごとに費用が異なる理由、ICLの費用相場、お得にICL手術を受けるための制度についてご説明します。

ICLとは

ICL(Implantable Contact Lens)、または眼内コンタクトレンズとは、別名「後房型有水晶体眼内レンズ」とも呼ばれ、虹彩と水晶体の間に小さなレンズを挿入することで、近視、遠視、乱視を矯正する屈折矯正手術です。この手術は、レーシック(LASIK)と同じ屈折矯正手術ですが、レーシックが角膜を削るのに対し、ICLはそれを行いません。そのため、レーシックのデメリットである一時的なドライアイの症状や近視の戻り(近視ノ再発)、角膜の厚さに関する問題などを解決しています。さらに、ICLは必要に応じて摘出が可能で、元の目の状態に戻ることができるため、治療を受けることによって将来他の治療の選択肢を狭めるということもありません。

なぜICLの費用は高額?保険は適用できる?

ICLの治療費が高額である主な理由は、公的医療保険の対象外である自由診療に分類されるため、全額が自己負担になるからです。

ICLの治療費は同じ屈折矯正手術であるレーシック(LASIK)と比べて約2倍程度になっています(2022年時点)。これは、レーシックが主にエキシマレーザーという医療機器を使用するのに対し、ICLではその医療機器の使用に加えて、目に挿入する高価なレンズの費用が追加されるためです。特に乱視がある場合、カスタムオーダーのレンズが必要となり、さらに高額になることがあります。

さらに、医療機関によって治療費の内訳が異なるため、手術を希望される方は費用だけでなく提供されるレンズの種類、アフターケアの質、十分な治療実績があるかどうかも確認することが大切です。

ICL治療費用の内訳

ICLは自由診療に分類されるため、各医療機関が治療費やその内訳を自由に設定することが可能です。

医療機関を選ぶ際には、費用の要素も重要な判断基準の一つですが、具体的な費用の内訳を確認することが重要です。場合によっては、公開されている費用が比較的安価であるために魅力を感じて受診するものの、診察時により高額な治療を提案する「アップセル」という手法を取る医療機関も存在します。これが不正行為であるわけではありませんが、治療を受ける前にはこれらの点を事前に確認し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。

ICLの費用相場

ICLの治療費は医療機関によって大きく異なり、45万円~80万円程度に設定されています。

費用としては高額に感じるかもしれませんが、長期的に見れば毎日のコンタクトレンズの費用と比較しても、費用対効果は低くないと言えます。

さらに、費用だけでなく、コンタクトレンズを使用する際の時間的なコストや、コンタクトレンズや眼鏡のトラブルに悩む方にとっては、裸眼で過ごすことができるICLのメリットは大きいと考えられます。

ICLを安く受ける方法は?

医療費の負担を軽減するための代表的な支援策に高額療養費制度があります。この制度は、医療機関や薬局での支払いが一定の月額上限を超えた場合、超過分が後で返金されるというものです。月々の上限額は、その人の年齢や収入に応じて設定されています。 ただし、高額療養費制度は公的保険が適用される治療に限られるため、自由診療であるICLは高額療養費制度の適用外です。しかし、ICLは医療費控除の対象になる可能性があります。

医療費控除とは

医療費控除は、自身および家族が1年間に支払った医療費が基準額を超えた場合、その超過分を所得から控除できる制度です。これにより、支払った医療費に応じて一部の税金が還付されます。ICLは高額療養費制度の適用外ですが、年間で10万円以上の医療費が発生した場合は医療費控除の対象になり得ます。この制度を利用するためには、税務署に確定申告を行う必要があります。

※会社にお勤めの場合は、会社で行う年末調整とは別に確定申告を行うこと必要があります。

医療費控除の計算式

「1年間に支払った医療費(1月~12月)」-「10万円もしくは所得総額の5%(総所得200万円未満の場合)」=「医療費控除額(上限200万円)」

当院のICL手術費用・保証内容

適応検査代(術前検査代を含む) 5,500円
通常レンズ(片眼) 300,000円
通常レンズ(両眼) 600,000円
乱視用レンズ(片眼) 330,000円
乱視用レンズ(両眼) 660,000円

【保証内容】

  • ICL手術後に近視が戻ったり視力が落ちた場合、再手術保証プログラム期間内でレンズ回旋整復手術二回、レンズサイズ交換手術一回まで行います。
  • 度数交換や老眼の進行など「患者様自身によるご希望」によるレンズの入れ替え、度数や見え方の調整は再手術保証の対象外です。
  • むさしドリーム眼科の方針として3度目の手術は行っておりません。
    ※回施整復術を除く
  • 術後検診は1年間無料です。
    ※手術とは関連の無い点眼薬は別途費用負担になります。

(再手術保証の詳細・期間・プランなどについてはお問合せください)